HOME > ニュースリリース 2013年 > 2013年
2013年10月22日

SCSK、WindowsRT およびiOS、Android 向け モバイル開発環境「Caede Ver2.1」を提供開始 ~動的レイアウト調整機能と多言語対応も追加~

 SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸信英、以下SCSK)は、WindowsRT およびiOS 、Androidに対応したSCSKの独自技術であるモバイル開発環境「Caede(カエデ)Ver2.1」(以下 Caede2.1)の提供を10月22日より開始します。

※PDF版は こちら から

1.製品概要

 スマートフォンやタブレットは世界各地で利用され、開発者は多様化するプラットフォームや異なるディスプレ イサイズごとにアプリケーションを作りなおす必要に迫られ、負担が増加しています。
「Caede」は、iPhone、iPad、Android向けにハイブリッドアプリケーション※1を開発できるモバイル開発環境です。
「Caede2.1」では今までのiOS、Android向けのアプリケーション開発に加え、新たにWindowsRT向けアプリケー ション開発が可能となりました。また、スマートフォン、タブレットなどのさまざまなディスプレイサイズに対して自 動的にレイアウト調整やレイアウト分割を行い、画面遷移を制御する機能を追加するとともに、多言語対応機能 も提供します。これにより開発者の負担を軽減し、グローバル展開する企業のスマートデバイス向けアプリケー ション開発に大きく貢献いたします。

2013年10月29日SCSK主催セミナー(東京)にて「Caede Ver2.1」のライブコーディングデモを公開します。 セミナーの詳細は下記をご覧ください。
URL: http://www.curlap.com/event/caede/20131029.html

2.「Caede Ver2.1」の主な特長・機能
  1. WindowsRT対応によるマルチプラットフォーム向け開発の強化単一のソースコード
    で、WindowsRT、iOS、Androidといった複数プラットフォーム向けアプリケーション開発を実現します。
  2. 「CDL:Caede Dynamic Layout System/動的レイアウト調整機能」(以下CDL)の追加
    スマートフォンやタブレットなどディスプレイサイズの違いに対しCDLを使用することにより1つのプログラムソースで最適な画面サイズやレイアウト分割、画面遷移を設定できるようになります。
  3. 多言語対応
    デバイスの言語設定にあわせた言語表示切りかえ機能を提供し、世界で誰もが利用できるアプリケーションの開発が可能になります。
  4. 開発生産性の向上のためのテンプレートが27種類追加
    画面開発のためのテンプレートが画面レイアウトツール(VisualLayout Editor)用やCDL用なども含め27種類追加されました。これにより優れたユーザーインターフェース表現をもつ画面をどのプラットフォームに対しても1つのプログラムで素早く開発できます。
    従来のバージョンと比較し開発生産性は2倍以上※2向上しています。
  5. パフォーマンスのさらなる向上
    Caede Ver2.0と比較して最大500%までのパフォーマンス向上を実現しています。※2
  6. その他
    他のモバイルアプリケーションとの連携機能やクライアント証明書のインストール機能なども提供します。
3.製品の詳細およびサポート

 以下URLに詳しい製品紹介とダウンロードが可能となります。

今後に向けた改善

開発から運用までトータルで管理可能な機能
Windows のみでAndroid、iOS、WindowsRT のアプリケーション開発を実現する開発・ビルド環境の提供、アプリケーションアップデート機能やクラウド・オンプレミス環境でのモバイルアプリケーション運用環境の提供およびサポートなど

■ 補足:クロスプラットフォームRIAテクノロジー「Curl」について

SCSKの独自技術であるクロスプラットフォームRIA※1テクノロジー「Curl(カール)」は、現在のWebアプリケーションの問題や課題を解決し、高機能ユーザーインターフェースを持つシステムの構築を可能にするエンタープライズ向けRIA統合開発環境および実行エンジンです。

HTMLのようなテキストフォーマットから高パフォーマンス3Dグラフィックスまで、「Curl」は広範囲にわたる開発が可能です。2012年9月にモバイル開発/実行環境の「Caede」が追加されたことによりiPhone、iPad、Androidといったモバイル上で動作するハイブリッドアプリケーション※2まで含めて開発することができるようになりました。PCやモバイル端末といったクライアントサイドに特化し、アプリケーションのユーザーインターフェースを1開発言語、1ソースで開発できます。さらに、OS、メーカーを問わず、あらゆるサーバ製品との連関性を高めることで、データやシステムなどの既存資産を効率的に活用できます。

1995年にMIT(米国マサチューセッツ工科大学)で次世代のWeb開発環境および実行エンジンとして研究されてきました。2004年よりSCSK(旧 住商情報システム株式会社)が製品開発およびライセンス販売、マーケティング、サポートすべてを運営し、現在、日本国内では大手企業を中心に500社以上が採用しています。

Curl Webサイト URL: http://www.curlap.com/

※1 ハイブリッドアプリケーション : iOS やAndroid のネイティブコンテナ(WebView コンポーネントなどの)のなかで、コンテンツをHTML5 群で構成し、動作するアプリケーションのこと
※2 当社デモアプリケーションの比較からの数値
※3 RIA(Rich Internet Applications) : ブラウザなどのクライアントの機能を活かした柔軟で操作性に優れたインターフェースを持つアプリケーション

本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】

流通システム事業本部 Curlソリューション部 三野

TEL :03-5166-1715

E-mail:curlsales@scsk.jp

【報道関係からのお問い合わせ先】

SCSK株式会社広報部 杉岡

TEL: 03-5166-1150

※ 記載の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、詳細についてはお問合せください。

03-5166-1715営業時間:平日 9:30 - 18:00

【Curlニュースリリース】