Curl最新版「Curl Ver.8.0」を提供開始

　住商情報システム株式会社（豊洲本社：東京都江東区、代表取締役会長兼社長：中井戸　信英、以下SCS)はSCSの独自技術であるリッチクライアント／RIAテクノロジーCurlの実行エンジン「Curl RTE Ver.8.0.0」（以下、RTE8）と統合開発環境「Curl Development tools for Eclipse Ver.8.0.1000」（以下、CDE8）の日本語版、並びに英語版の提供を開始致します。

※pdf版は こちら から

１．背景
　Curlは、高機能ユーザーインターフェースを持つシステム構築を可能にするWebプログラミング言語、実行エンジン、Eclipseベースの開発環境を提供しています。デスクトップにおいてマルチプラットフォームにも対応し、企業システムで求められる高いパフォーマンスとセキュリティを実現します。
　昨今の企業システムにおいては、業務効率を向上させるために高い操作性を実現するアプリケーションが求められています。一般的なWebアプリケーションでは困難とされるデスクトップアプリケーションやデバイスとの連携がCurlでは標準APIを利用することで実現できます。今般提供を開始するRTE8では、そのようなクライアント資源との連携をさらに強化するためマルチタッチ・ジェスチャーインターフェースやActiveＸ／ＣＯＭ機能が追加されました。
　また、企業ニーズの高いPDFによる帳票出力への対応やGUI／グラフィックス、セキュリティを強化する新機能も追加しております。
また、統合開発環境CDE8では、RTE8新機能への対応APIの拡充に加え、ソースコードを計測し、数値化することによる複雑化回避を通じた品質向上を実現するメトリクス解析機能やカスタム・テンプレートなどの新機能が追加され、開発者は高機能のアプリケーションを提供するだけでなくパフォーマンスチューニング、デバッグ作業の効率化と開発生産性の向上を実現することが可能となります。


２．Curl Ver.8の主な新機能
　代表的な新機能は以下のとおりです。

■ RTE　8
　 ・IPv6対応
　 ・AES暗号、SHA-2（SHA-256, 384, 512）
　 ・データ型「Decimal」
　 ・マルチタッチ・ジェスチャーインターフェース
　 ・PDF出力
　 ・ActiveX／COM

■ CDE　8
　 ・メトリクス解析
　 ・コードテンプレート
　 ・デバッガー改善
　 ・スクラッチペイン
　 ・パフォーマンス改善


Curl Ver.8についての詳細は、以下のページよりご参照ください。
　　・RTE8　 http://www.curlap.com/products/prod/rte/
　　・CDE8　 http://www.curlap.com/products/prod/ide/

　
「Curl」について
SCSの独自技術であるCurlは、現在のWebアプリケーションの問題や課題を解決し、高機能ユーザーインターフェースをもつシステムの構築を可能にするエンタープライズ向けWebプログラミング言語です。
HTML5のようなテキストフォーマットから高パフォーマンス3Dグラフィックスまで、Curl言語は広範囲に亘る開発記述に対応が可能です。
クライアントサイドに特化し、Webアプリケーションのユーザーインターフェースを画期的に向上します。さらに、OS、メーカを問わず、あらゆるサーバ製品との連関性を高めることで、データやシステムなどの既存資産を効率的に活用できます。
1995年にMIT（米国マサチューセッツ工科大学）で次世代のWeb開発言語として研究されてきました。1998年に米国Curl社を設立し、日本語版は2003年より提供しております。現在、日本国内では大手企業を中心に500社以上が採用しております。

その他、Curlに関する様々な情報は（http://www.curlap.com/）をご覧ください。

　
住商情報システム株式会社について
1969年の設立以来、各産業界における長年の豊富な実績と、業務ノウハウの蓄積を活用し、国内外のお客様に、総合的なソリューションを提供しております。
顧客ニーズに対応したシステム・アプリケーションを提供する業務系ソリューション事業、自社開発パッケージソフトを中心としたERPソリューション事業、ＩＴインフラを構築するプラットフォームソリューション事業等の戦略的事業領域に強みを持ち、お客様の個別ニーズとビジネス環境に最適かつ有益なIT製品・サービスをご提供しております。
URL：http://www.scs.co.jp/
住商情報システムは、2011年10月より株式会社CSKと経営統合し、SCSK株式会社としてスタートする予定です。
　
　
本件に関するお問い合わせ先　
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
住商情報システム株式会社　
Curl事業部　製品企画開発部
TEL ：03-5166-1715
E-mail：curlsales@scsk.jp
　

【報道関係からのお問い合わせ先】
住商情報システム株式会社　
広報室　　栗岡、杉岡
TEL： 03-5166-1150
　
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