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2010年3月15日

エンタープライズ向けRIA開発環境「Curl Development tools for Eclipse」の最新版を提供開始




 株式会社カール(本社:東京都中央区、社長:井藤 登、以下カール)は、エンタープライズ向けRIA開発環境の最新版「Curl Development tools for Eclipse Ver. 7.0.1003」(以下、CDE)と実行環境Curl RTE の最新版「Curl Ver. 7.0.3」を、2010年3月15日に提供開始いたします。


 CDEは、統合開発環境であるEclipseのプラグインであり、Curl言語を用いたCurl RIAプラットフォームでのプログラム開発環境を提供します。Eclipse環境における開発ニーズの高まりを受けて、カールは2008年初めにEclipseファウンデーションに参画、基本環境をEclipseベースに移行する戦略を発表し、同年12月に「Curl Development tools for Eclipse 日本語版」の提供を開始しました。CDEは、ミッションクリティカルなエンタープライズ向けRIAの構築、配布を可能にするツールであり、CDEを使用することにより、既存のCurl開発者のみならずJavaやPHPなど幅広い層の開発者がスムーズにCurlの開発に移行することが可能となります。


 最新版のCDEでは、既存のCurl IDE及びCDE、Curl Pro/IDEの機能を強化し、実行前エラー検出機能や数多くのソースコード補完機能、さらにカスタマイズ可能なホーバー(コードの意味を説明するツールチップ)、テンプレート機能などを追加しました。これにより、Curl開発者は従来版のCurl IDEを使用した場合よりも、さらに高い生産性の向上を実現できます。


CDEは、Eclipse Ver. 3.4.2また、Eclipse Ver. 3.5.0、Ver. 3.5.1に対応しています。


CDEの主な強化機能は次の通りです:
・実行前エラー検出

新たにプログラムコードを分析するCPA(Curl Program Analyzer)が追加され、コードの編集中にCurlプロジェクト内のファイルを分析し、即座にエラーを報告します。

・ソースコード補完
エディター内の入力した特定の場所で、プロシージャやクラス、メソッド、コンストラクタ シグネチャなどを説明するツールチップが自動的に起動します。また、利用可能なコード補完のドロップダウンも表示し、候補から選択できることによりさらにコーディングの生産性が向上します。

・カスタマイズ可能なホーバー・テンプレート

ソースコード補完の機能であるホーバーやテンプレートをユーザー独自に変更が可能です。これにより、独自に作成されたプロシージャやクラスなどを登録または共有でき、それぞれの開発体制に合わせた開発環境を構築できます。

・その他のCurl独自機能

既存のCurl PRO/IDEにあるビジュアルレイアウトエディター(VLE)、VLE拡張エディター、プロファイラー、コードカバレッジ、クラスブラウザー、インスペクター、HTTPモニターなどのツールもすべてCDEで使用することが可能です。


※pdf版は こちら から


各強化機能についての画面イメージは、以下の通りです。




その他の機能及び詳細は、以下の機能紹介ページでご確認頂けます。

URL:http://www.curlap.com/products/prod/ide/


CDE及びCurl RTE Ver. 7.0.3日本語版は、Windows、Linux、Mac対応版がそれぞれ以下のページよりダウンロードできます。

・CDEのダウンロード:http://www.curlap.com/download/ide/
・Curl RTE Ver. 7.0.3のダウンロード:http://www.curlap.com/download/rte/



【会社概要】
株式会社カール
URL:http://www.curlap.com/

所在地:東京都中央区晴海1 - 8 - 12 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ
設立:2004年12月
資本金:10百万円
代表者:代表取締役社長 井藤 登
事業内容:リッチクライアントCurl製品の販売/コンサルテーション/サポート。
ライセンス販売の他に、Curlブランドのマーケティングをイベント参加や広告を通じて展開中。

【リッチクライアント言語 「Curl」】
 リッチクライアント言語Curlは、現在のWebアプリケーションの問題や課題を解決し、高度かつ複雑なユーザ・インタフェースをもつシステムの構築を可能にするエンタープライズ向けWebプログラミング言語。
HTMLのようなテキストフォーマットから高パフォーマンス3Dグラフィックスまで、 Curl言語は広範囲に亘る開発記述に対応が可能。
 クライアントサイドに特化し、Webアプリケーションのユーザ・インタフェースを画期的に向上。さらに、OS、メーカを問わず、あらゆるサーバ製品との連関性を高めることで、データやシステムなどの既存資産を効率的に活用できる。
 95年にMIT(米国マサチューセッツ工科大学)で次世代のWeb開発言語として研究された。98年に米国Curl社を設立。日本語版は03年より提供。現在、日本国内は大手企業を中心に400社以上が採用。


本件に関するお問い合わせ先
株式会社カール
マーケティング部  三野・杉浦
TEL:
E-mail: curlsales@scsk.jp


※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。

※本リリースは、住商情報システムが2010年03月15日にリリースしたものを掲載しております。
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