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2009年5月26日

カール、エンタープライズRIAのCurl Ver. 7.0日本語版をリリース



 株式会社カール(本社:東京都中央区、取締役社長:井藤 登、 以下 カール)は、エンタープライズRIAの最新版、「Curl Ver. 7.0」の日本語版を2009年5月26日にリリースすることをお知らせいたします。

※pdf版は こちら から


最新の「Curl Ver. 7.0」は、従来型のエンタープライズRIAとデスクトップRIAの両方を兼ね備えたエンタープライズWebアプリケーションの構築を可能にします。これにより、開発効率及び生産性の向上が図られ、IT部門のTCO削減を実現できます。

米Curl社のバイスプレジデントでチーフアーキテクトであるBert Halstead博士は、「2009年は、RIAテクノロジーとデスクトップアプリケーションを収束するFit Clientアプリケーションの構築がエンタープライズでは重要になります。我々は、Curl Ver. 7.0のベータテスト期間中にさまざまなフィードバックを受けながら開発を進めてきました。そして、エンタープライズ向けに、セキュリティ、大量データ処理、3Dや2Dのレンダリング、柔軟で洗練されたユーザーインターフェース(UI)、表現力などがミッションクリティカルなアプリケーションにも必要であると確信しました。」と述べています。

Curl Ver. 7.0が提供する主な機能は次の通りです。

・デスクトップアイコンからWebアプリケーションの実行が可能に
ユーザはWeb経由で配信されたCurlアプリケーションを簡単にデスクトップ上のアプリケーションとしてインストールできます。登録されたCurlアプリケーションは、Curlの堅牢なサンドボックスと柔軟なセキュリティモデルに保護され、システム権限の範囲内でローカルデータにアクセスできます。

・クライアントサイドDBとの融合
CurlのAPIを使ってローカルデータベースのSQLiteDBエンジンを直接操作できます。デスクトップアプリケーションでは、クライアントにデータを保存する必要があり、オープンソースのSQLiteDBエンジンとシームレスに繋ぐことでデータの読み書きを容易とし、アプリケーションのパフォーマンスを飛躍的に上げることができます。さらに、暗号化したデータを通信することもできるので、セキュリティ面でも安心したデスクトップアプリケーションを提供することができます。

・パフォーマンスが最大で300%向上
Curlのランタイム(Curl RTE)のコンパイルエンジンにGlobal register allocationやCross-module inliningを採用したことで、従来比20~300%のパフォーマンスを達成しました。

・ユーザビリティに優れたエンタープライズRIAの構築が容易に
Curl Ver. 7と同時に提供するStyle Designerを使って、すべてのコントロールのUIスキンを簡単に設定することができます。開発者は、カラーパレットからカラーを選択しながらUIスキンを作成することができます。作成したUIスキンはスタイルシートのように保存ができ、他のCurlアプリケーションで読み込んで使うことができます。

その他の機能及び詳細は、http://www.curlap.com/download/ の機能紹介ページでご確認いただけます。


Curl Ver 7.0の日本語版は、Windows、Linux、Mac対応版がダウンロードできます。
・Curl RTEのダウンロード: http://www.curlap.com/download/rte/
・Curl IDEのダウンロード: http://www.curlap.com/download/ide/


【会社概要】
株式会社カール
 http://www.curlap.com/
所在地 : 東京都中央区晴海1 - 8 - 12 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ
設立 : 2004年12月
資本金 : 10百万円
代表者 : 代表取締役社長 井藤 登
事業内容 : リッチクライアントCurl製品の販売/コンサルテーション/サポート。
ライセンス販売の他に、Curlブランドのマーケティングをイベント参加や広告を通じて展開中。

【RIAプラットフォームCurl】
Curlは、現在のWebアプリケーションの問題や課題を解決し、高度かつ複雑なユーザーインターフェースをもつシステムの構築を可能にするエンタープライズ向けRIAプラットフォーム。
HTMLのようなテキストフォーマットから高パフォーマンス3Dグラフィックスまで、 Curl言語は広範囲に亘る開発記述に対応が可能。
クライアントサイドに特化し、Webアプリケーションのユーザーインターフェースを画期的に向上。さらに、OS、メーカを問わず、あらゆるサーバ製品との連関性を高めることで、データやシステムなどの既存資産を効率的に活用できる。
95年にMIT(米国マサチューセッツ工科大学)で次世代のWeb開発言語として研究された。98年に米国Curl社を設立。日本語版は03年より提供。現在、日本国内は大手企業を中心に400社以上が採用。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社カール 
マーケティング部  杉本・杉浦
TEL:03-5547-3866
E-mail:curlsales@scsk.jp

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