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2009年5月12日

RIA向けコンポーネントライブラリをオープンソースで提供



株式会社カール(本社:東京都中央区、取締役社長:井藤 登 以下 カール)は、再利用可能なリッチクライアントCurlのコンポーネント群を、Curl標準APIの拡張ライブラリとして、2009年5月12日にオープンソースとして提供することを発表いたします。
詳細は http://developers.curlap.com/  (別ウィンドウでリンクが開きます 以下同 )

※pdf版は こちら から


拡張ライブラリは、ユーティリティ機能をはじめとして、コレクション操作、ロギング、キャッシング、入出力などのコンポーネントが多数含まれています。Curlの開発者は、拡張ライブラリを利用することで大規模なエンタープライズRIA開発において、コードのミスをなくし余計な手間を省くことができ、開発生産性と品質向上を実現します。
このオープンソースプロジェクトは、米SourceForgeのもと、Apache License 2.0によって公開されます。

今回オープンソースで提供するCurlのコンポーネント群は、以下の主要コンポーネントになります。
・ Curl基本データ型ユーティリティとコレクション・クラス
・ UIユーティリティ
・ データ・キャッシング
・ メッセージ管理  
・ Curl環境ユーティリティ
・ 暗号化・複合化ユーティリティ
・ 日本独自ユーティリティ 
・ ファイル検索・保存・復元 
・ ログ出力とログ・ローテーション など

カールは、企業向けRIAプラットフォームの拡大と日本でのオープンソース戦略として、2008年9月に3Dアプリケーション(Curl 3D Gallery)を発表し、その後も様々なプロジェクトを設立してきました。同月にはUIデザインコンポーネント(Advanced UI)がリリース、10月にはサーバ連携ツール(Curl ORB for Java)がリリースされ、拡張ライブラリはこれらに続く第4弾のオープンソースとなります。

拡張ライブラリは、多数の開発実績から、汎用性と柔軟性の高いコンポーネントをオープンソースとして公開し、今後もユーザからのニーズを基に、更なるコンポーネントの品質向上を目指していきます。

拡張ライブラリは、米SourceForge( http://sourceforge.net/projects/curlib/ )からダウンロードできます。


【会社概要】
株式会社カール
 http://www.curlap.com/
所在地 : 東京都中央区晴海1 - 8 - 12 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ
設立 : 2004年12月
資本金 : 10百万円
代表者 : 代表取締役社長 井藤 登
事業内容 : リッチクライアントCurl製品の販売/コンサルテーション/サポート。
ライセンス販売の他に、Curlブランドのマーケティングをイベント参加や広告を通じて展開中。

【リッチクライアント言語 「Curl」】
リッチクライアント言語Curlは、現在のWebアプリケーションの問題や課題を解決し、高度かつ複雑なユーザーインターフェースをもつシステムの構築を可能にするエンタープライズ向けWebプログラミング言語。
HTMLのようなテキストフォーマットから高パフォーマンス3Dグラフィックスまで、 Curl言語は広範囲に亘る開発記述に対応が可能。
クライアントサイドに特化し、Webアプリケーションのユーザーインターフェースを画期的に向上。さらに、OS、メーカを問わず、あらゆるサーバ製品との連関性を高めることで、データやシステムなどの既存資産を効率的に活用できる。
95年にMIT(米国マサチューセッツ工科大学)で次世代のWeb開発言語として研究された。98年に米国Curl社を設立。日本語版は03年より提供。現在、日本国内は大手企業を中心に400社以上が採用。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社カール 
マーケティング部  杉本・杉浦
TEL:03-5547-3866
E-mail:curlsales@scsk.jp

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【Curlニュースリリース】