HOME > ニュースリリース > 松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社が、サービス現場向け「サービス情報発信システム」構築にリッチ・クライアント言語「Curl」を採用
2006年9月14日

松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社が、サービス現場向け「サービス情報発信システム」構築にリッチ・クライアント言語「Curl」を採用



松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社(本社:大阪府門真市、社長:坂本 俊 弘、以下 パナソニックAVCネットワークス社)は、取扱商品であるデジタルネットワーク商品の修理技術が複雑化する中、サービス現場の作業精度の向上、次世代商品に対応する新サービスの提供をめざし、サービス現場の声を汲み上げるVOE(Voice Of Engineer)活動に取り組んでいます。
パナソニックAVCネットワークス社はその一環として、サービス現場向けに「サービス情報発信システム」を2005年6月より運用を開始しています。当該システムは、(株)カール(本社:東京都中央区、代表取締役社長:土居 陽夫)のWeb開発型リッチ・クライアント言語「Curl」を用いて、住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:阿部 康行、以下 住商情報システム)が構築を担当致しました。


Ⅰ.本システムの概要:

本システムは、修理技術が複雑化するサービス現場において、お客様への「安く・早く・確実」なサービス提供を目標に、サービス情報の共有化、修理事例の蓄積・分析をするための環境を提供するものです。主要な機能として、修理部品や技術文書の検索、情報共有のための掲示板、修理情報の分析などがあります。

例えば、修理情報の分析では、過去の修理事例から修理部品を推測する、といった機能があります。修理事例には、故障の症状など、システムで扱いにくい非定型なテキスト情報が多く含まれています。本システムでは、これらを単純な「キーワード」の集まりとして、整理、集計することで、情報の本質をつかみ、検索や分析に活用することを可能としています。

Ⅱ.「Curl」採用のポイント:

パナソニックAVCネットワークス社は、当初、「サービス情報発信システム」の構築を従来型のWebアプリケーションで開発をスタートしましたが、その後、サービス向上を目指していく中で、様々な課題が発生しました。その中から、特に重要となる課題を以下の3点に絞込み、実現策を検討しました。

① 海外も含む多数の拠点から利用するため、Webシステム形態 で サービスを提供すること
② グラフなどを用いた高い表現力と、ストレスのない操作性を実現すること
③ PDFやExcelなどのオフィスアプリケーションとの連携が可能であること

その結果、これらのニーズを実現するには、従来のWeb開発言語では困難であり、最新のリッチ・クライアント言語「Curl」が最適である、との判断となり、本システムに「Curl」を採用しました。

Ⅲ.「Curl」採用のメリット:

(1) Webアプリケーションの操作性・表現力の向上

① 一画面内での複数レイアウト表示など、複雑なユーザインターフェイスを実現。
② 操作に画面が連動して関連情報を表示するなど、直感的な操作性を提供。
③ 様々な統計情報を視認性の高いグラフで表現。
④ PDFやExcelなどのオフィスアプリケーションとの連携が可能。

(2) 拠点展開の容易性

Webシステム形態なので、海外を含む多数の拠点への展開が容易。

(3) 複数の情報の統合化

複数のサーバから情報を収集し、それらの情報を統合して、一画面内に表示することが可能。
少ない作業で、既存のWebシステムとの連携が可能。

Ⅳ.添付資料:

「サービス情報発信システム」概念図


※クリックすると拡大図が開きます。

Ⅴ.松下電器産業株式会社 パナソニックAVCネットワークス社について

パナソニックAVCネットワークス社の事業領域は、映像機器事業(プラズマテレビ・液晶テレビ等のデジタルテレビ、STBなど)、AVCネットワーク機器事業(DVD、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、オーディオなど)、AVシステム機器事業(業務用ビデオ機器、プロジェクターなど)の3分野です。
パナソニックAVCネットワークス社は、SD、DVD、デジタルテレビ事業を戦略事業と位置付けて、機器のみならず、デバイス、システム、サービスまでを提供するEnd-to-Endの取組みを推進しています。

http://panasonic.co.jp/pavc/


Ⅵ.本件に関するお問い合わせ先:

【製品に関するお問合せ先】

住商情報システム株式会社
Curl事業部
担当: 杉本
電話: 03-5166-1718
E-mail: curl@scs.co.jp

【報道機関からのお問合せ先】

住商情報システム株式会社
広報・IR部 
担当: 片山、渋谷
電話: 03-5166-1150

*記載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
                              
このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、詳細についてはお問合せください。

03-5166-1715営業時間:平日 9:30 - 18:00

【Curlニュースリリース】