2004年6月25日
			
			
			
			
			日産ディーゼル工業株式会社は、リッチクライアント言語の「Curl」により新Webシステム「部品見積システム」を構築
・BtoB型「部品調達見積システム」のTCOを大幅に削減・Webブラウザ上の複雑な画面操作性や表現力を"Curl"で解決
・(株)ビジネスブレイン太田昭和と(株)システムブレーンが2ヶ月の短期間で共同構築
2004年6月25日
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株式会社カール・アジアパシフィック(本社:東京都中央区、取締役社長:塩野谷 光司)は、日産ディーゼル工業株式会社(本店:埼玉県上尾市、代表取締役社長:仲村 巖)が、この度、新しい「部品見積システム」において、Webシステム構築言語としてリッチクライアント言語“Curl”を採用し、稼働を開始いたしましたので、以下の通り、お知らせします。
記
◎ 全体の概要
日産ディーゼル工業株式会社の購買部門は、同社の部品メーカー向けB to B型「部品見積Webシステム」を、従来の見積方式から、書式の統一化、及び明細管理に改善し、これに伴ない、
(1) 同一画面内で複数レイアウトの表示
(2) ダイナミックにレイアウト表示
(3) スプレッドシート式による詳細情報
等の複雑なユーザインターフェイス機能を、リッチクライアント言語の「Curl」で実現しました。
「Curl」採用のポイントは、
(1) サーバとの通信量の削減が可能で、通信環境がナローバンド回線であっても高速レスポンスが実現できること
(2) 入力内容に応じたダイナミックなレイアウト変更や大量の入力項目のエラーチェックをクライアントサイドで即時に実行できること
(3) 操作性に加えデザイン性の高いユーザインターフェイスが提供可能
でした。
なお、この度の「Curl」での設計・開発は、株式会社ビジネスブレイン太田昭和(BBS)と、株式会社システムブレーンが担当しました。
詳細は以下の通りです。
1.本システムの特徴
(1) 部品見積システムのデータ書式の統一化と明細情報提供のため、同一画面内で複数レイアウトの表示による複数データの一括入力を実現。
レスポンスを大幅に高速化し、リアルタイムでの部品メーカーとの情報共有による業務効率の向上。
(2) 製品情報を始め、材質、製造過程など各部品メーカー毎に入力量が大幅に異なる中、各条件に合わせて、ダイナミックにレイアウト表示を変更し、詳細データ入力の操作性を向上。
(3) 部品製品の詳細情報はスプレッドシート式で構築し、列の入替えや任意項目のソート、入力チェック、エラー箇所のフィールド色の変更、タブのページ切替を実現。
2.Curl採用のポイント
(1) コスト削減
1) スパイラル型開発により、仕様やデザイン変更等に柔軟に対応し、高開発生産性を実現。
2) 既存システムからWeb移行する際のユーザインターフェイス構築費用を大幅に削減。
(2) Webアプリケーションの操作性・表現力の向上
1) 入力画面での入力エラーチェックやキーの指定等、Webアプリケーションの操作性を向上。
2) 同一画面内での複数レイアウト表示やデータ処理等、複雑なユーザインターフェイスを構築。
3) 高度なGUIやマルチメディア環境を整備し、2D、3Dグラフ表示等などの、ビジュアルデザインを活用した分かりやすい画面表示。
(3) サーバ負荷の軽減
1) サーバへのアクセス削減による業務集中時の負荷を軽減。
2) クライアントサイドでリアルタイム処理により、ユーザレスポンスを向上。データ加工や入力結果を即時に表示。
(4) 容易な運用・管理
1) 古いバージョンでの動作保証をしており、バージョン管理が非常に容易。
2) インターネットアプリケーションであるため、updateが簡単。
3.本システムのメリット
(1) インターネットサービス利用により、既存VANの回線費用等システム全体のTCOを大幅に削減。
(2) リッチ・クライアントシステムのため、クライアントサイドでリアルタイムなデータ処理を実現。
Webブラウザ上での入力画面の操作性改善により、画面を用いての業務効率が向上。
(3) クライアントとサーバ側の両方で最適分散型処理を実現。サーバ負荷を軽減し、ユーザレスポンスの向上を実現。
(4) 既存システムのWeb化を2ヶ月の短期間でカットオーバー
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 このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は、発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、詳細についてはお問合せください。
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