2003年4月9日
Curl Linux バージョン登場 リッチクライアントアプリケーション開発プラットフォーム
Curl社は米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されたIBM developer Works Live!にて、Web上でグローバル企業がアプリケーション配信に注目を集めるクライアントサイドテクノロジーCurlのリッチクライアントアプリケーション開発環境のLinuxバージョン発表しました。このCurl Linuxバージョンは、リッチインターネットアプリケーション開発のための最初のLinuxクライアントサイドエンジンとなります。全てのサーバに対応可能なCurlプラットフォームは、IBMの Iシリーズを含む全てのバックエンド・サーバにシームレスに対応可能です。Linux用のクライアントサイド開発/実行プラットフォームの設備はCurl製品発展のラインナップの中で次のステップとなります。現在、LinuxはWindowsの低コスト代替OSとして、特に銀行業務および金融部門の中で急速に、多くの企業に採用されています。IDC社のリサーチによると、Linuxサーバのデータ・ベース・ソフトウェア収入は2000年から2006年の間に、97%の成長率で伸びると予測しています。AMRリサーチによるとLinuxユーザの78%は追加のアプリケーションテクノロジーや潜在的に他のデスクトップ生産支援ツールに加えて、ビジネスアプリケーションのコア部分にLinuxを利用する計画があります。
(Allison Bacon, Colleen Niven, The AMR Research Alert, February 14, 2003.)
今回のカール社の発表は、企業でのLinuxの迅速な採用やLinuxバージョンのためのアプリケーション開発コミュニティーからの増加するリクエストに答えたものです。さらに、アジアの市場の急速に増加する需要はLinuxバージョン登場の決定的な要因でした。先見的に日本、台湾、ドイツ、または現在、多数のプロジェクトを持っている海外のISVパートナーは、次世代Curlテクノロジーへの取り組みに対し、非常に注目をしています。今後もLinuxユーザに対し、統合開発環境(IDE)および実行環境を含むCurlリッチクライアント・ソフトウェアは、既存テクノロジーでは不可能な高度なイントラクティブ対話型/視覚的に情報と連結したユーザ・インターフェースを構築するための安全な環境を提供してまいります。
